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■ 旧キット 愛 TOP ■
■ 基本編 ■
パッケージイラストにご用心
パーツ数が少ないのは嬉しいけれど −一体成型の憂鬱−
バリってるし、ヒケってるし/合わせ目。。なのか?−金型の悪夢−
利用できるものは利用しないとね
まとめ

T パッケージイラストにご用心

さて、本来なら入手困難な旧キットですが、磐梯さんのおかげで時々再販され、店頭で見かけることもあります。
パッケージイラストはやや古さを感じますが、またそこがかっこいいです。
下の画像は左からMG/HGUC化の噂が耐えないマラサイ・ハンブラビ(Z)ハンマ・ハンマ(ZZ)そして最後はMG化されてるGP-02(0083)です。
どうですか?それぞれ味があっていいですね〜
値段も今のキットより手頃ですし、ついつい手にとってしまいがちではないでしょうか?
しかしここでそのままレジに行ってはいけません。ま、そんな衝動的な人は少ないでしょうがw
まず、箱横の完成写真見本を確認しましょう。箱が開けられるなら説明書も。よく知ってるMSならパーツの精度も見たほうが良いです。
下の画像が箱横完成見本及び説明書写真です。画像が小さくてすいません。
。。。。どうです?手に取った箱、棚に戻したくなりませんか?w ちなみにZZくらいまではスミ入れって見本じゃあまりしてないと思います。
とてもかっこいいとは言えないプロポーションじゃないですか?
ポージングが悪いから?そうかもしれません。だがしかしこれは旧キット。かっこよいポージングしたくてもコレが限界なんだと思ってください。
ハンブラビなんてキットのままではパッケージイラストのように太ももを上に上げることすら出来ません。
つまり、
旧キットは明らかにボディバランスが悪いキットが多いのです。
管理人はハンマハンマ作りたいと思ってますが、納得できるプロポーションに出来る自信がないので買ってません。
2004年11月号のホビージャパンに旧キットガブスレイの作例が載ってます。あそこまで手を入れなければならない旧キットは基本的にパス。
だって無理なんだもの。技術的にも精神的にも汗。
でもこれが旧キット選びには凄く大切です。今のキットは作り手を選びませんが旧キットは違います。
覚えておきましょう。
「作りたいものと作れるものは別」
って言っても作りたい衝動が抑えきれなかったときは頑張って作っちゃって下さい。苦労するでしょうが完成したときの喜びも大きいはずですから。

U パーツ数が少ないのは嬉しいけれど −一体成型の憂鬱−

旧キットはパーツ数が少ないです。めんどくさがりの管理人にとっては嬉しいことなのですが、そのぶん弊害もあります。
まず、現在のように「塗りわけ」を意識したパーツ分けはされてません。ランナーを眺めながら「塗装めんどくさそー」って感じると思います。
膝裏や腕部の動力パイプも他のパーツにくっついている場合が多いです。
また、どう考えても実際は別パーツだろうと思われる部分などが一体成型されてることが多々あります。
特に肘や膝の関節は現在のように関節パーツ化されてないものが多いので戸惑う方も多いと思います。
装甲面がそういう場合、大抵モールドが甘いので
けがきが欠かせません
なお、パーツ数が少ないのにはさみこみパーツは絶対旧キットのほうが多いですw
結局、塗り分けのために別パーツ化の工作をするかマスキング地獄に陥るか。。。これは旧キット作るうえで
逃れられない宿命かもしれません。。。

V バリってるし、ヒケってるし/合わせ目。。なのか?−金型の悪夢−

ヒケとバリ。これも旧キットには付き物です。
ヒケは今のキットでもたまに見かけることがありますよね。旧キットの場合は必ずと言っていいほど出くわします。w
バリ。これは今のガンプラではほとんどお目にかからないと思います。簡単に言うと餃子の羽根。わからないという人のために下の画像をご用意しましたw
つまりパーツの端に薄ーーーいプラがくっついてるのをバリと言います。取り除くのはいたって簡単ですが、たまに鋭角な溝の部分にあったりして取りにくいことも。
どちらもパーツを作る際の金型に要因があると思われます。たぶん汗
なぜか管理人はヒケの逆に出会ったことがあります。パーツの中央部がなぜか盛り上がってました。。あれには驚きましたが。。

合わせ目についても問題が多いです。合わせ目なのに合わないんですw
どうやってもなんかずれてる。。。みたいな。パーツの端、つまり合わせ目部分がちょっと反ってる場合もあります。
合わせ目消しは今となっては基本中の基本ですが、旧キットに関して言えば侮れません。
まあ、それでもアルテコがあると比較的楽に処理できるでしょう。

旧キットに関わらず、今のキットでも
表面処理は大事です。しっかりやりましょう。


W 利用できるものは利用しないとね

旧キットを作るにあたって、というかガンプラ、いや、模型作り全般に言えることなのですが。。。
パーツを弄らなきゃならない場合(形状変更や可動軸の追加など)、最初からそのキットだけで作ろうとしないこと。
どういうことかというと、
まず流用できるパーツを探してみるってことです。

違うキットに似たようなパーツはないか色々と考えてみることが大事です。
腕だから他のキットの腕パーツばかりに注目してはいけません。意外と他のキットの脚部パーツが利用できたりするものです。
管理人はハンブラビの腹部にHGUC寒ジムの前腕パーツ使いました。(右画像)

最近のキットは可動面も優れているのでそれを移植するのも一つの方法だと思います。
市販のディテールパーツやボールジョイントもなにかと重宝します。

流用は他のパーツが無駄になるから嫌だ。ってのもアリです。時間と労力と費用を天秤にかけて自分で判断してください。
ちなみに管理人はキット本体よりも高いHDMを使わない派です汗

■ 基本編 まとめ ■
作りたいものと作れるものは別・・・放置在庫にならないように買う前によく検討してみよう。
逃れられない宿命・・・古いものを作るんだという覚悟をしましょう。
表面処理は大事です・・・模型作りの基本中の基本です。
まず流用できるパーツを探してみる・・・できるだけ楽がしたいでしょ?

とにかく今のガンプラよりも作りにくいことは確かです。かなりネガティブ発言ばかりですが、いざ作ると決めたなら
苦労したぶん、完成の喜びは大きい。を合言葉にポジティブに作りましょうw
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